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アクトシティ浜松パイプオルガン ・
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オルガンについて | |||||||||||
| 日本におけるオルガンの設置は,1970代より本格化し始めたが,バッハのオル ガン音楽への傾倒等により,その主流はあくまでも ドイツ式であった。 最近でこ そ,フランス式といわれる楽器が各地に設置されているが,それらにしても,ドイツ 国境に近い建造家のものであったり,製作技法をドイツで学んだものが多く,純 粋なフランス式とはやや異なっている。アクトシティ浜松の楽器は,4年の歳月を かけ,フランスの若き建造家P.QUOIRIN(コワラン)氏の手により誕生した,まぎれ もないフランス式ロマンティック型のオルガンである。 P.コワラン氏は,純粋なフランス式オルガン建造家として,近年特に名を高めて いる。フランスの歴史的記念物に指定されたオルガンの修復に,数多い建造家 の中から彼が特に指名されたことも,その実力と才能を示しているといえよう。 アクトシティ浜松のオルガンの特色は,彼の理念のもと,正当なフランスの製造 技法を各所に用い製作されたことがあげられる。4,500本近いパイプの製作にお いても,その素材すべてに手作業でカンナをかけたり,ハンマー打ち加工をする。 パイプの寸法比率も歴史的な数値に従う。敏感で豊かな表現のできる「吊り鍵 盤方式」の採用,鍵盤連結による重さを軽減する「バーカーマシン」を内蔵する 等々,数え上げられないほどの優れた技術を投入して作られた,日本で初めての 生粋なフランス式オルガンであるといえよう。これらを統合しての後生まれでる様々 な音色も,当然のごとく,柔らかくあたたかいフランス独特の響きとなっている。 このオルガンでは,フランスの古典・ロマン・現代等すべての音楽が演奏できる。 その上,オルガン音楽に必要不可欠なバッハの作品も,無条件に演奏可能であ る。さらに現代音楽における特殊奏法も不可能ではない。 数々の技術に支えられ,アクトシティ浜松に生まれたこのオルガンは,あらゆる面 で幅広い能力を有し,フランス独特のまろやかな音色を豊かに鳴り響かせることの できる,日本最高の名器である。 | ||||||||||||
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