桐朋学園大学卒業。同大学在学中に、第68回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、野村賞、井口賞、河合賞を受賞。マンネス音楽院(ニューヨーク)、ハンガリー国立リスト音楽院で研鑽を積み、イタリア国立サンタ・チェチリア音楽院を首席で卒業。同時に「イタリア共和国大統領賞・シノ―ポリ賞」を日本人で初めて受賞。これまでに、森安芳樹、加藤伸佳、ジェローム・ローズ、カールマン・ドラフィ、ジョルジュ・ナードル、セルジオ・ペルティカローリの各氏に師事。
第2回仙台国際音楽コンクール、リスト国際ピアノコンクール(ドイツ)、モントリオール国際音楽コンクール・ピアノ部門(カナダ)など、数々の国際コンクールで入賞、優勝を果たす。第53回神奈川文化賞未来賞、第18回京都・青山音楽賞を受賞。
日本はもとよりイタリア、ポーランド、ドイツなどヨーロッパ各地で演奏活動を行う。「ワーグナー音楽祭」、「クラクフ国際ピアノフェスティバル」などの音楽祭にもたびたび招かれ、高い演奏技術に裏打ちされた豊かな音色は、次世代のヴィルトゥオーゾピアニストとして、高い評価と期待を寄せられている。また、マイニンゲン劇場オーケストラ(ドイツ)、南西ドイツフィルハーモニー管弦楽団(ドイツ)、モントリオール交響楽団(カナダ)、新日本フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル金沢等オーケストラとの共演、公開レッスンや講座など多岐に渡った活動を展開している。武蔵野音楽大学及び桐朋学園大学非常勤講師。