• お問い合わせ
  • サイトマップ

イベントレポート

イベントレポート 2013/08

【管アカ】レクチャーコンサート「イタリアオペラの世界」

8月2日、楽器博物館天空ホールにて、オーボエのグラツィア氏、ファゴットのズッキアッティ氏による
レクチャーコンサート「イタリアオペラの世界」を開催いたしました。
オープニングを飾りましたのは、オーボエ、ファゴット、ピアノによる、「アルジェのイタリア女」、
3つの楽器が重なり合う素晴らしい演奏でした。

H25管アカオペラ1.jpg

「絹のはしご」は、フルートが演奏するような細かい譜面である為、オーボエ奏者にとっては難関な曲とされています。
しかし、グラツィア氏の見事な演奏に惜しみない拍手が送られました。

H25管アカオペラ2.jpg H25管アカオペラ3.jpg

コンサートでは、演奏だけでなく、イタリア音楽の起源や、曲目の解説もしてくださいました。
グラツィア氏が所属しているボローニャ歌劇場は創立750年にもなり、イタリアでの正式名称は「市民のための歌劇場」
という言葉が付くそうです。ボローニャ歌劇場はイタリア市民にとても愛されている、ということが伺えるお話でした。
会場は音色の余韻が残る穏やかな雰囲気に包まれ、閉幕となりました。

H25管アカオペラ4.jpg

本日は19時00分から音楽工房ホールにて、「金管奏者のためのオーケストラスタディ」を開催いたします。
ぜひご来場下さい。

(こちらの記事はインターン生、山田光太が担当いたしました。)

カテゴリ :  2013/08/02

【管アカ】公開レッスン 第2日目

8月2日、本日は公開レッスン2日目です。
レッスン開始の1時間以上前から多くの受講生が集まり、各々音出しや曲の練習をしていました。

今回私は、ポルト国立交響楽団首席テューバ奏者のセルジオ・カロリーノ先生のレッスンに
お邪魔させていただきました。
以下の写真は受講生の田中さん、夏目さんのレッスンの模様です。

H25管アカレ2-1.jpg

公開レッスン2日目ということもあり、昨日よりは受講生のみなさんもやや緊張が解けて
リラックスして演奏、聴講していたような印象を受けました。

カロリーノ先生のレッスンの大きな特徴としては、身振り手振りを用いて曲の大きな流れを表現したり、
弦楽器や動物などのユニークな比喩を用いて演奏に表情をつけるよう指導したり、という点が挙げられます。
「じゃがいもが坂を転がり落ちるように!」といった、どこか面白い情景を思い浮かばせることで、レッスンも
雰囲気よく楽しく行われていました。

H25管アカレ2-2.jpg

本日は19時より、楽器博物館 天空ホールにてレクチャーコンサート「イタリアオペラの世界」が開催されます。
一般2,000円、学生(高校生以下)1,000円 全席自由です。

詳細はこちら
http://www.actcity.jp/hacam/calender/detail.php?id=11470&ym=201308

(こちらの記事はインターン生、長沼元基が担当いたしました。)

カテゴリ :  2013/08/02

【管アカ】公開レッスン 第1日目

8月1日、本日から公開レッスンが始まりました。
個人レッスンでは、世界で活躍されている14名の先生を講師として、109名の受講生が
14クラスに分かれて受講しています。

今回、私が見学させていただいたのは、トロンボーン奏者のピーター・サリバン先生と
受講生の鶴房(つるふさ)さんの公開レッスンです。

H25管アカレ1-2.jpg

まず、1曲全てを受講生の鶴房さんに演奏してもらい、演奏終了後、サリバン先生は「グレイト!
でも少し修正するところがあるね。」とおっしゃいました。

サリバン先生のレッスンは、1、ただ指摘するだけでなく褒めてから注意点を言う。
2、受講生の方がイメージしやすいように伝える。3、先生の意見だけではなく受講生の意見も聞く。
4、先生自らが演奏して良い例と悪い例を受講生に聴いてもらう。という様に、様々な教え方がありました。
レッスンも終盤にかかってきた時、サリバン先生が「ソロの楽譜に書かれていることをそのまま演奏する
必要なんてないよ。」と、鶴房さんにアドバイスをしました。そのアドバイスを受けてから初めは緊張していた
鶴房さんも最後は楽しそうに演奏されていました。

H25管アカレ1-1.jpg

公開レッスンは5日まで行っております。聴講もできますので、是非お越し下さい。

(こちらの記事はインターン生、山口霞久弥が担当いたしました。)

カテゴリ :  2013/08/01

【管アカ】インターン生の紹介

今回、管楽器アカデミーには浜松市文化振興財団のインターン生がスタッフとして
参加しています。
受講生の対応補佐、レッスンの準備・片づけ、コンサートの運営など、様々な体験を通して、
自身の経験値を上げてもらえたらと思います。

H25管アカインターン.jpg

今回は、こちらのイベントレポートの記事も書いてもらいます。
レッスンやレクチャーコンサートなどのイベントの記事を掲載いたしますので、
みなさま、学生ならではの視点をお楽しみください。

カテゴリ :  2013/08/01

【管アカ】開講式

8月1日、浜松国際管楽器アカデミーの開講式をアクトシティ浜松音楽工房ホールにて行いました。

まず、浜松市文化振興担当部長の村木恵子さんからご挨拶をいただきました。
次に、アカデミー講師を代表して、リチャード・ビッシル先生よりご挨拶をいただき、
最後に、受講生を代表して、トランペットクラス・浜松市出身の川上友貴乃さんからご挨拶いただきました。
受講生のみなさんは、少し緊張しているようですね。

H25管アカ開講1.jpg

リチャード・ビッシル先生のお言葉

「講師の先生方、伴奏者の方々、通訳の方々、そして生徒の皆さん、アカデミーにようこそおいでくださいました。
昨年の経験から申し上げますが、この一週間が皆様にとってずっと忘れられない素晴らしい音楽作りの期間となることは間違いありません。多様なレベルの音楽と向き合い、新たな友人や先生方から最大限学び取り、そして、わからないことは何でも聞く。遠慮は禁物です。 
 音楽というものは、これから先の人生において、時にはあなた方に寄り添い、また敵にまわったりする、いわばパワフルなドラッグのようなものです。すでに皆さんは、「発見」というとてつもない船出を始めたのです。自身の演奏力と表裏一体であるかのように、人生には浮き沈みはつきものですが、いつも心に留めておいて欲しいことは、自分自身が音楽家たる所以です。つまり、音楽家であるということは、音楽を心から愛しているということです。音楽に感動し、心を動かされているということです。
 昔から言い継がれているよう、音楽は世界言語です。異なる言語や文化を超えて、何も言わなくても人々が心底交流できる手段は音楽以外には見当たりません。私たちはいかにこの素晴らしい恩恵を受けているかを忘れてはなりません。音楽に携わる者が通常味わうことができる精神的・感情的な喜びは、別の道を歩んでいる人々にはほとんど無縁なものです。
 この一週間大いに学び、楽しみましょう。練習の後には休息が必要です。
 最後になりましたが、皆さんにとって実り多き一週間となりますよう願っています。」

H25管アカ開講2.jpg

今後も、公開レッスンや各イベントの様子など、随時掲載いたします。

カテゴリ :  2013/08/01

pagetop