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イベントレポート

イベントレポート

【管アカ】 公開レッスン 四日目②

今日私が見学したのは、オーボエのヨナス先生と村瀬さんのレッスンです。
村瀬さんは今までのアカデミー生のなかで最年長でさらに浜松市出身の方ということで注目しました。

練習曲はモーツァルト「オーボエ協奏曲」で、オーボエのソロ曲の中でも有名な曲として、
そしてドラマ「のだめカンタービレ」の中でも演奏された曲として、聴いたことのある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
ヨナス先生のレッスンはたまにジョークを交えながら明るい雰囲気で進んでいきました。

8.7管アカ_ヨナス・村瀬.jpg

先生はソロ曲を吹くにあたって
「ここの伴奏はどうなっている?どんな和音の中で吹いているんだ?」
と村瀬さんに問いかけていました。
このように問いかけるときは、不協和音の一部を作っているときや、初めて短調の和音が出て来た時など、
曲の中で「特別な瞬間」です。

先生はその瞬間を楽しむように、次の解決したハーモニーの音との「緊張と弛緩の関係」を楽しむように、
と仰っていました。

8.7管アカ_ヨナス・村瀬2.jpg

レッスンの後に村瀬さんに少しお話を伺いました。
村瀬さんは大学生の時にオーボエをはじめ、オーボエの世界に魅了され現在まで30年ほど吹いているそうです。
初参加の今回のアカデミーについてとても刺激になったと、と答えてくださいました。

昨日開催された、アレクサンダー・テクニークで講師を務めて下さった、クリッツァ―先生にも
レクチャーを受けているそうです。

今後の活動について、
「アレクサンダーテクニーク講座を行える講師になって、楽器に手を出しづらい方のお手伝いをしたいです。
歳をとっても音楽を楽しめるということを証明するためにもアカデミーに参加しました。」
と仰っていました。

私もオーボエを吹いているので、村瀬さんのお話もヨナス先生とのレッスンもとても面白かったです。

オーボエは息の使い方が難しいとされている楽器ですが、村瀬さんのような方の活動で、
より一層オーボエや音楽を楽しむ方が増えるようになれば、と思います。

(この記事はインターン生、新田さくらが担当いたしました。)

カテゴリ :  2015/08/07

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