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イベントレポート

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吹奏楽セミナー「アンサンブル楽譜研究講座」

 9月21日(土)に吹奏楽セミナー「アンサンブル楽譜研究講座~変則編成の可能性を探る」を開催しました。
 この講座では、福島弘和氏を講師にお招きし、変則的な編成であっても魅力的なアンサンブル演奏となるポイントを作曲家の立場から紹介していただきました。 また、福島先生のお話に加えて、コーディネーターの土屋史人氏(浜松聖星高校吹奏楽部音楽監督)の解説と浜松市内のプロ吹奏楽団のフィルハーモニックウインズ浜松の団員の皆さんによる演奏を交えより実践的な形で進めていきました。

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 前半は、フレキシブル譜(※)を用い同じ曲であっても楽器編成が異なることで曲の色彩が大きく変わることを学びました。フレキシブル譜は大変便利な楽譜ですが、指導者が楽器の特性や楽譜の特長を理解したうえで選曲や楽器編成を決めることが重要であることを事例を基に紹介していただきました。後半は、変則的な編成で作編曲された楽譜を用い、和音の構成音を考え音量バランスを注意するようにといったアドバイスがありました。

(※)フレキシブル譜とは、本来作曲者が指定する楽器編成を指導者や演奏者にある程度任せることで柔軟な楽器編成が許された楽譜のことです。"演奏メンバーの楽器編成が偏っていて定番のアンサンブル編成譜では演奏できない"といった実情に対応するために近年盛んに出版されるようになりました。

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アンサンブル・コンテストに向けて、実践的な指導のアイデアをいただきました。福島先生ありがとうございました。

カテゴリ : お知らせ 2019/09/21

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