1949年、横浜生まれ。
武蔵野音楽大学大学院音楽学専攻修了。研究領域は西洋音楽史と音楽美学。古典派とロマン派音楽の様式研究を中心とし、特にベートーヴェン研究をライフワークとしている。尚美学園短大助教授、沖縄県立藝術大学教授を経て現職。東京藝術大学音楽学部、国立音楽大学大学院、慶應義塾大学文学部、成城大学大学院の非常勤講師も勤める。音楽評論活動では毎日新聞、「音楽の友」「レコード芸術」レギュラー執筆。また、NHKのFMクラシック番組等での解説者としても活躍。主な著書に『ベートーヴェン』(新潮文庫)、『ベートーヴェン大事典』(平凡社、監修・共訳)、『ベートーヴェン事典』(東京書籍・監修)、『音楽キーワード事典』(春秋社)等。日本音楽学会・国際音楽学会・18世紀学会各会員。


●平野 昭