主催者養成セミナー: Aアートマネジメントとは?  
 



 「主催者養成セミナー」の第2回目が開催されました。
今回は、講師に静岡文化芸術大学准教授の片山泰輔先生に、アーツマネジメントについてお話をしていただきました。
 片山先生は、慶應義塾大学経済学部を卒業され、東京大学大学院経済学研究科修士課程を修了、同博士後期課程を満期退学されています。三和総合研究所主任研究員、跡見学園女子大学助教授等を経て、現在は静岡文化芸術大学准教授を務めていらっしゃいます。
 公職として、日本アートマネージメント学会関東部会長、日本文化政策学会理事長、文化経済学会理事、日本公共政策学会理事、平成20年度浜松市文化振興ビジョン策定委員長、浜松創造都市協議会理事長…などなど、ここには書ききれないほどのお仕事をしていらっしゃいます。とにかく、すごい方なのです。
 先生は、東京などの都市から文化を買ってくるのではなく、浜松発のオリジナルの文化を作ることに日々、ご尽力されていらっしゃいます。

主催者養成セミナーA
リーダー養成講座
主催者養成セミナー@
指導者派遣事業
(打楽器)
   

 ところで、「アーツマネージメント」とは、どんなものなのでしょうか?
日本では、1990年頃から起こった、比較的新しい分野の学問です。また、「アーツマネジメント学」単体では成り立たず、経営学・経済学・政治学・法律学・芸術学…など様々なジャンルの学問を合わせたものだそうです。
 そして、「芸術に関する公益的なミッションを達成するための組織のマネジメント」と定義します。
さらに、詳しく知りたい方、 …… 来年度の主催者養成セミナーでお待ちしております。


 ここで、主催者養成セミナーの1回ごとの流れを紹介します。
セミナーでは、前半の1時間で様々なジャンルの講師から、コンサートに必要な知識に関する講義を受けます。そして、後半の1時間で、受講生たちが行う、コンサートの打合せをします。
 この日は、受講生が考えてきた企画案の発表会を行いました。本当にゼロからのスタートなのです。出演者を決め、どんなコンサートを行うのかを決めます。
 パソコンを使ったり、音源を用いたりして、発表をしています。


 残念ながら、企画案発表会の第1回目は、受講生の意見を聞くのに留まってしまいました。
時間はいくらあっても足りないものですね…。
 次回は、受講生の 意見を一覧表にまとめ、絞り込みの作業に入っていきます。

どんなコンサートになるのかな?


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