主催者養成セミナー: Bマーケティングについて  
 



 「主催者養成セミナー」の第3回目が開催されました。
今回は、講師に静岡文化芸術大学准教授の中尾知彦先生に、マーケティングについてお話しをしていただきました。
 中尾先生は、専門はパフォーミング・アート・マネージメントで、大学教員になられる前は、複数のプロのオーケストラで、アート・マネージャーとして勤務していらっしゃいました。
 学問としてだけではなく、先生の経験も踏まえてお話しをしていただきました。

主催者養成セミナーB
指導者派遣事業
(吹奏楽部パート)
指導者派遣事業
(オカリナ)
シリーズ「音楽探訪」
指導者派遣事業
(金管バンド部)
指導者派遣事業
(リトミック)
指導者派遣事業
(リトミック)
指導者派遣事業
(金管バンド)
指導者派遣事業
(リトミック)
主催者養成セミナーA
リーダー養成講座
主催者養成セミナー@
指導者派遣事業
(打楽器)
   

 「マーケティング」よく聞く言葉ですね。でも、実際に、意味を理解して、今までこの言葉を使っていたでしょうか?まず「マーケティング」と「販売」は意味が違うそうです。「販売」は売ることだけを指します。それに対して「マーケティング」は受け手の需要を分析し、作り、買い手に届けること、すべての流れを指すそうです。
 ところで、コンサートでは何を売っていますか?チケット?芸術?感動?
⇒ 便益の束を売っているのです。
 難しいですね。例えば、車に乗る人はガソリンを買います。なんでガソリンを買うのですか?ガソリンが好きだからですか?違いますよね。移動がラクになるという便益があるから買っているのです。
 では、コンサートに来る方の「便益の束」て何ですか?それを考え、コンサートの内容を決め、ターゲット層を決めていくことが、コンサートにおけるマーケティングなのです。
 本来、大学では、この説明を90分の授業を15回くらいでするそうです。今日の45分で説明を受けるのは難しいですね。先生ご無理をお願いしてしまい、すみません…。

   
   
   
   

 中尾先生の講義を参考に、重受講生の企画案を決めていきます。
現段階では、いろいろなジャンル・アーティストの案が30近く出ています。でも、主セミで実現できるのは、たった1つです。受講生の話し合いで穏便に絞り込みをしていきます。

 今回は、ジャンルの絞り込みまでしました。
次回は、どんな内容のコンサートにしたいのか、ターゲットは誰なのか、それを実現できるアーティストはどなたのなのか?検討をし、出演者を決めていきます。
 ちなみに、今回決まったジャンルは・・・、内緒です。お楽しみにしてください。


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