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イベントレポート

イベントレポート 2016/08

管楽器アカデミー レッスン7

8月6日(土)、今年の管楽器アカデミーも最終日を迎えてしまいました。
今回は、サックス科・須川展也先生クラスの前田佳澄さんのレッスンにお邪魔しました。

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細かいフレーズなどで、同じところを何度もつっかえてしまうと、そこに何度もつっかえるクセが
できてしまうリスクがあるそうです。
そうならないために、そのフレーズをゆっくりなテンポで練習して、それでもダメならその日は諦めて
次の日以降に回したほうがいいとのこと!

学生までなら何度でも同じところを長い時間をかけて練習できますが、プロの世界では、
短時間で効率よくやらないとやっていけないという、将来性を兼ねたアドバイスでした。

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また、本番になると8割の人が息を十分に吸えなくなるそうです。
須川先生「前田さん息を吸うときの音は大きいの?」
前田さん「いえ、小さいです。」
須川先生「だったら大きな音出てもいいから練習の時から十分に吸えるようにしたほうがいいよ!
僕は息を吸う音が大きいから本番の時やレコーディングの時はいつも気にしてるんだよ。

だそうです!

そして、前田さんは細かいところでつまる時があるからメトロノーム(先生曰く厳しい先生)を利用して
練習したほうがいいというアドバイスもありました。

この3つのアドバイスは中学高校で吹奏楽をやっていて苦い思い出がいくつかある自分にとってかなり響きました。
昨日のフェアウェルパーティーで夜遅くまで楽しんだ翌日の朝一のレッスンだったので眠い静かな雰囲気に
なるのかと思いきや、笑い声が漏れる和やかなレッスンでした!

(この記事は、インターン鈴木悠馬が担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/06

管楽器アカデミー プレミアムコンサート

8月5日(金)、管楽器アカデミー5日目の夜、講師によりオーディションで選抜された
受講生14名のみなさんによるプレミアムコンサートが行われました。

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大勢のお客さんが来場してくださった中、受講生の方々は緊張した面持ちで
ステージに登られていらっしゃいました。
演奏を始めると表情は真剣そのもの。日頃の練習、また今回のレッスンで学んだ成果を
発表するという貴重な機会になったのではないかと思います。

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見守る講師の方々も、受講生の皆さんの演奏に真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
特にチューバの講師のフィサーさんが、川井直也さんの演奏に合わせて息を吸ったり
口や手を動かしたりしていらっしゃったのがとても印象的でした。

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客席とステージが近いため、演奏者の方々の息を吸う音などもはっきり聞こえ、
美しい音色の裏に隠された力強さや臨場感も伝わってきました。

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プレミアムコンサートに出演された14名の中からさらに金管1名、木管2名が審査によって選出され、
選ばれた3名には平成29年7月2日に開催される「ACT New Artist Series」への出演が約束されます。

果たして誰が選ばれるのか・・・ドキドキします!

(この記事は、インターン松島うららが担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/06

管楽器アカデミー レッスン6

本日は、サクソフォンのオーティス・マーフィー先生のクラスにお邪魔しました。
受講生は深井蓉子さん、愛知県立芸術大学の学生さんです。

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マーフィー先生のレッスンは、一通り一曲吹いたのち、曲のポイントとなる部分を抜き出しつつ進みます。
早く細かいパッセージのところでは、滑らかに演奏できるようにするための練習法を
一緒に吹きながら教えていました。

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他にも、指の曲げる形を修正したり、よりよいフィンガリングを教えたり、とても実践的なレッスンでした。
聴講生も先生のアドバイスの言葉に頷いており、充実しているレッスンだと感じました。
レッスンを受け、これからどのように練習し、上達していくのか・・・、受講生の今後がとても楽しみです。

カテゴリ :  2016/08/05

管楽器アカデミー フルートナイト

8月4日(木)、かじまちヤマハホールにてフルートナイトを開催いたしました。
演奏は、アカデミー講師の工藤重典さんとマチュー・デュフォーさんです。

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最初の演奏は、J.F.C.バッハの"2本のフルートとピアノのためのソナタ"でした。
2本のフルートとピアノの絶妙な掛け合いと、素晴らしい演奏に大きな拍手が沸き、
会場が温まりました。

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その後、工藤重典さんによって二曲演奏されました。
ほどほどに硬く引き締まっているのに、なぜかやわらかさを感じさせる不思議な音でした。

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休憩の後、M. デュフォーさんによる演奏がありました。
M.デュフォーさんの演奏は力強く高音がとても透き通っていて、工藤重典さんとは
また違った印象があり、とても良かったです。

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その後、再び工藤重典さんとM. デュフォーさんによって、W.A.モーツァルトの
"2本のフルートのためのソナタK.V.448"が演奏されました。
この曲は、元々2台のピアノのために書かれた曲をフルートのために編曲したものです。
フルートでの演奏は初めて聴きましたが、楽しめました。

(この記事は、インターン南部由衣が担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/05

管楽器アカデミー レッスン5

8月5日(金)、第22回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル5日目の本日は、
先ほどのファゴットクラスに続いて、同じくダブルリードで演奏するオーボエクラスの
レッスン風景様子をお伝えします。

オーボエは、今回初めてアカデミーの講師を務めるルカ・ヴィニャーリ先生が
レッスンして下さいます。
先生はイタリア人で、ローマ歌劇場管弦楽団の首席奏者です。

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私が訪れた時は中山泰洋さんのレッスンで、無伴奏の曲を練習していました。
ピアノ伴奏の山崎さんも聴講している皆さんと一緒の席で聴講しながら
生徒さんにアドバイスをしていました。

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ヴィニャーリ先生のレッスンは、1人1人の歌い方のクセや特徴を見抜いて
的確な指導をして下さっていて、生徒さんの方も飲み込みが速く、
"Good!"や"Great!"などの声がよく聞こえました。

また、先生はちょくちょく場を和ませるような面白いことをおっしゃっていて、
真面目ですが明るくて和やかな、感じの良いクラスでした。

(この記事は、インターン大井佑希子が担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/05

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