娘が海外留学し、帰国後ピアニストとして活動することになった。私自身もピアノの指導者をしているが、浜松でアーティストが活動できるよう知識を学び、
実践に活かしたいと思い参加した。
音楽に携わっている者にとって公的な「主催者養成セミナー」から多くを学び、インターネットという新しいインフラ登場で環境が大きく変わった点を知り、
新鮮な情報を得る事ができ、才能をもった多くの人と出会えた事は大きかった。
娘の「宮本いずみ帰国記念ピアノマチネー」、「宮本いずみホームコンサート」、「ヤマハマンスリーブライトコンサート」、「夢コンサート」、学校訪問
コンサート、他多数を開催したが以下のようなことを心がけた。クラシックが固いと思われる点を考慮し、柔軟にするよう、また主道をはずさないようにしながら
関心が持てるようにリサイタルを行い、学校施設などでは生の演奏の魅力を肌で感じてもらえるよう考えてみた。
マチネーコンサートではリサイタルの後パーティーを催し、ドイツ(7年間の留学先)ということで、曲目はドイツの作曲家、パーティーではドイツの生活を
スライドで流しドイツワイン、ドイツスイーツで特色をだしてみた。
施設訪問は聴いてくださる方々になじみの曲を一緒に参加してもらい、クラシック本来の曲で最後をしめてみた。
学校訪問は校歌をプログラムに加え、選曲もなるべく聴きやすいよう考えてみた。
得た知識を還元できるよう、多くの実践に結び付けたいと思っている。また音楽都市をめざして、アーティストが県外に流出せず活動できる都市になるよう希望する。
(写真:宮本いずみホームコンサート)