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イベントレポート

イベントレポート 2014/08

終了いたしました!

本日、8月4日から9日にかけて開催された「第20回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」が終了となり、閉講式が行われました。
式ではヤマハ株式会社の楽器営業統括部長 武永 伸一さん、フルートクラス教授の工藤重典先生、工藤先生クラスの武田わかなさんのご挨拶がありました。

工藤先生は「未来は誰にでも平等に与えられている。けれど、キッチンタイマーのようにチーンと終わりが必ずやってくる。急いで!誰かが動くのを待っていないで、自分から進んでいってください。」
「出張コンサートでもいい。いろんな場所でどんどん演奏をしていって欲しい。そしてクラシック音楽に多くの人に親しんでいってもらえるようにしたい。」とお話をしてくださいました。
これからを担い演奏家を志す受講生たちは、そのメッセージに熱心に耳を傾けていました。

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閉講式では「プレミアムコンサート」で講師15名から優秀生として選ばれた檜垣麻里奈さん(サックス)、櫻井希
さん(フルート)、吉田陽香さん(ファゴット)へ表彰を行いました。 この3名には12月7日(日)に音楽工房ホールで開催される「第12回浜松若きヴィルトォーゾコンサート」の出演権が与えられました。
12月、若き演奏家たちが再び浜松でどのような演奏を届けて下さるか、どうぞご期待下さい。 

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(左から、櫻井さん、吉田さん、檜垣さん)

カテゴリ :  2014/08/09

公開レッスン 最終日

8月9日、第20回 浜松国際管楽器アカデミー公開レッスンは 本日で最終日を迎えました。
今日は、オーボエ奏者のディーテルム・ヨナス先生のレッスンを聴講させて頂きました。

5日目ということもあり、先生と受講生、聴講生の皆さん、ピアニストの方、そして通訳の方との一体感をより一層感じる雰囲気で行われました。

この日のトップバッターは受講生、後藤彩季さんです。
ヨナス先生は、オーボエを演奏するにあたってリード調整の重要さをお話されました。
実際に後藤さんのリードを削って、調整方法を指導してくださり、
後藤さんも吹きやすくなったと落ち着いた様子でモーツァルトを演奏されていました。

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続いてのレッスンは加藤幸恵さんです。
ここでは、身体と楽器の関係について、どのような姿勢で吹けば、美しい音色を表現出来るのかを実際壁に背中をつけて練習するなど、指導してくださいました。

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この間、音楽や楽器を通して交わされるコミュニケーションがとても魅力的な公開レッスンでした。
15人の先生方の様々な熱い指導による5日間の充実した公開レッスンが、本日終了いたしました!

(こちらの記事はインターン生、中屋祐那が担当いたしました。)

カテゴリ :  2014/08/09

田久保裕一の指揮法講座 第1回目

8月8日(金)、クリエート浜松ふれあい広場にて「田久保裕一の指揮法講座」の第1回目を

開催いたしました。この講座は、全3回に渡って行われ、受講生たちが指揮のノウハウを学びます。

今年の受講生は、中学生や小学校の教員、アマチュアの楽団に所属されている方や趣味で楽器を

演奏している方など、総勢11名の音楽愛好家たちです。

 

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受講生は、A・Bの2グループに分かれ、それぞれ合奏曲と合唱曲の課題曲を指揮します。

この日の課題曲は、Aグループがベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第4番 第1楽章」、

Bグループが、合唱曲「ウィーン我が夢のまち」です。

 

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受講生は、指揮棒を持つのが初めてという方から、部活動や授業、所属する楽団で指揮の経験がある方まで、

様々な方がいらっしゃいましたが、田久保先生は受講生一人ひとりの様子を見ながら的確なアドバイスを

してくださいました。

田久保先生は、指揮者のポイントとして、演奏者を「やる気にさせる」「その気にさせる」「いい気持ちにさせる」

という「3つの気」を挙げました。オーケストラに限らず、学校や会社など、様々な組織においても共通して言えること

ではないでしょうか。

また、目力や表情、呼吸など、指揮はただ手を動かすだけでなく、全身を使って表現することで演奏者から音楽を

引き出していくものだということを、レッスンを通して教えていただきました。

 

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次回の指揮法講座は、8月22日(金)です。

受講生のみなさんは、今回教わったことを次回の課題曲に活かせるように、復習してきてくださいね!

また、聴講も可能ですので、ご興味のある方は是非お越しください!

 

カテゴリ :  2014/08/09

プレミアムコンサート

8月8日18時から、プレミアムコンサートを開催いたしました。
このコンサートには、管楽器アカデミー受講生の各クラスより選抜された15名の若きソリストたちが出演します。約300名のお客様が受講生たちの4日間のレッスンの成果に真剣に耳を傾けていました。

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出演者たちは緊張しつつも嬉しそうな面持ちでステージに立ち、ピアニストと息を合わせながら自分の音楽を表現していました。
トランペットのフートゥン先生クラスの小林さんは、J.ハイドン作曲のトランペット協奏曲第1楽章を輝かしく演奏してくださいました。会場中に響く、澄んだ音色の突き抜けるようなハイトーンは圧巻でした。

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コンサート中には、講師の先生方による審査が行われており、その結果上位3名に選ばれた受講生は12月に行われるヴィルトォーゾコンサートへ推薦されます。

(こちらの記事は、インターン生の大島菜摘が担当いたしました。)

カテゴリ :  2014/08/08

アレクサンダー・テクニーク講座

8月7日の19:00より、音楽工房ホールにて、
バジル・クリッツァー先生を講師にお招きしてアレクサンダー・テクニーク講座を開催いたしました。

アレクサンダー・テクニークとは、望むことを実現するために、
本人が気づいていない体や心の出来事に向き合って改善していく方法論のことです。

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今回の講座では、管楽器アカデミーの受講生の中の6人が
実際にステージでレッスンを受けました。
レッスンを受ける受講生の方々の少し不安そうな表情が、ユーモアを交えて接するクリッツァー先生や和やかな会場の雰囲気のおかげか、レッスンが進むにつれて明るくなり、自信のついた表情へ変わっていくのがとても印象的でした。

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ホルン演奏者の山崎さんのレッスンでは、
クリッツァー先生がヒールのある靴を履いていた山崎さんに
「ヒールのある靴を履いているということは、スキーをしているように坂に立っているのと同じ。
体が後ろに沿ってしまって、筋肉が動きにくく、息もしづらくなっています。」と言いながら山崎さんの姿勢を少し前傾させました。
その直後の山崎さんの音質と音の表情の変化は、会場がどよめき、自然と大きな拍手が沸き起こるほどでした。

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レッスンを受けた受講生だけでなく、聴講している方々も、
メモを取ったり先生の指示に合わせて体を動かしたりと、熱心に参加する姿が見られました。
レッスンを受けた受講生の方々にとっても、聴講していた方々にとっても、
とても貴重な体験になったのではないでしょうか。

(こちらの記事は、インターン生の國崎千晶が担当いたしました。)

カテゴリ :  2014/08/08

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